空手で顔面は反則?

極真空手で顔面攻撃が禁止となっている理由について解説しています。

 

顔面攻撃が反則・禁止な理由

フルコンタクト空手の極真会館に代表される直接打撃制空手は顔面への突き・蹴りは禁止になっています。これは空手が喧嘩ではなくスポーツである限り安全性を脱した行いを認可するわけにはいかないためです。

 

スポーツである以上安全性が優先

どんな格闘技でもスポーツという枠組みにある限りは安全に関するルールは厳格になっています。ボクシングも必ずグローブをしていますよね。アマですとヘッドギアと呼ばれる防具までつけますし、万が一も起こらないよう配慮されています。

 

急所が集中する頭部は危険

脳へのダメージというのは命に関わりますし、後遺症を残す可能性もあります。まあ極真は大山道場時代は顔面攻撃OKだったそうですが、試合化に伴い危険ということで禁止になりました。顔面攻撃が一般にOKなんてことになったら競技人口はここまで増えなかったでしょうね。

 

※ミャンマーラウェイという防具もなし、顔面攻撃もOKの格闘技もありますがあれはガチで危険です。

 

顔面ありの空手

全ての空手が顔面攻撃NGというわけではありません。極真から歯性した正道会館なんかはグローブ着用での顔面攻撃ありのコースがあります。