空手の組手とは

空手における「組手」の意味や重要性、目的などについて解説しています。

 

組手とは

空手における「組手」とは各種の技を2人で相対して行う練習形式のことです。空手の練習といえばこの「組手」と「型」が基本なのですが、組手のほうがより実践向けの内容なので、より重視される練習形式となっています。繰り出した技は直接当てずに寸前で止めます。

 

組手の種類

組手の種類には、決めた順序に従った技を掛け合う「約束組手」、自由に技をかけあう「自由組手」、勝敗を目的とした「組手試合」があります。

 

約束組手って意味あるの?

あらかじめ決められた順序の技の攻防ですので、これって意味あるの?型と同じじゃないの?と思うかもしれませんが、フォームや姿勢の保持、正しい防御の仕方を覚える上で重要になってきます。

 

怪我の防止にも

逆に約束組手の手を抜いた練習をしていると自由組手で適当に攻撃を受けて怪我をするといったことになりかねません。正しい受け止め方を知るためにも約束組手のやり込みは重要になってくるのです。

 

約束組手あっての自由組手

約束組手がしっかりできてこその自由組手だと思います。約束組手をやり込んでいると自由組手でもしたい技がとっさに出るようになりますよ。まあバスケやサッカーのシュート練習のようなものだと思ってください。