空手の種類|伝統派とフルコンの違い

空手と一口にいっても空手には大きく分けて2種類あると知っていましたか?今回は空手の種類とそれぞれの特徴・違いを紹介したいと思います。

 

空手の種類の特徴

空手は大きく分けると伝統派とフルコン派に分かれます。この両者は似て非なるものですので、それぞれの違い・特徴を以下に記します。

 

■伝統派

  • 型重視
  • 寸止めルール
  • プロがない

 

有名な流派
松涛館・剛柔・糸東・和道・上地・小林流

 

■フルコン派

  • 組み手重視
  • ノックアウト制
  • プロがある

 

有名な流派
極真会館・正道会館・芦原会館

 

違いを理解しよう

伝統派というのは寸止めルールなので実際に殴り合うことはしません。その代わり技の完成度が重視されています。しっかり技を決めてポイントを積み重ねていかなければ勝利はありません。

 

それに対してフルコンというのはノックアウト制ですので、直接打撃によりいかに有効な技を決めるか、パワーや打たれ強さが重要になってきます。

 

イメージとしては伝統派は弓道や剣道のような「武道」、フルコンはボクシングのような「格闘技」と思えばわかりやすいかと思います。