フルコンタクト空手のルール

フルコンタクト空手のルールについて詳しく解説しています。またフルコンタクトにも極真空手・防具付き空手・アメリカ式など種類があるので、それぞれの特徴も紹介したいと思います。

 

フルコンタクト空手のルール

フルコンタクト空手では、伝統派空手と違って直接打撃制ルールを採用しています。つまりはノックアウト制なので、より実践に近く、「実戦空手」とも呼ばれています。

 

種類

またフルコンタクト空手でもルールによっていくつかの種類(会派)に分けられます。

 

極真空手

フルコンの開祖となったのが極真空手であり、最大勢力の会派です。「手技による顔面攻撃以外」の直接打撃制ルールを採用しています。蹴りはOKなの?と不思議に思うかもしれませんが、蹴りの場合は間合いも取りやすいし、モーションがわかりやすいので防御しやすいということで、手技より危険性は低いためです。

 

防具付き空手

直接打撃制ルールを採用しているものの、防具をつけて試合をするルールになっています。防具をつけているので、極真空手と違って手技による顔面攻撃もアリです。

 

アメリカ式空手

極真空手のアメリカ版で、道着を着ずに上半身裸で行います。キックボクシングに近い形態をとっているので「フルコンタクト・キックボクシング」という名前が浸透しています。

 

総合空手

突きやけりだけでなく、投げ技・寝技・組技など幅広い技が許容されており、総合格闘技に近いルールとなっています。