空手における帯の色と段級位の関係について解説しています。
空手における赤帯の意味について解説しています。
空手では技量を示す指標として段級位制を導入しており、有段者は黒帯をすることを認められます。
有段者の帯の色は基本的に黒なのですが、七段以上になると特別な称号として違う帯色が授与されます。
有段者の黒以外の色はその称号を表すものと思ってください。
七段、八段は紅白で教士(達士)の称号を示す色、九段・十段は赤色で範士の称号を示す色です。強さだけでなく業界への貢献度によってもらえるものですね。
※ただし流派・会派によって授与するところもあれば、しないところもありますので必ずしも共通していえることではありません。
すなわち赤色や紅白色の帯というのはあくまで勲章のようなものなので、実際に試合でそれをつけて出ることはほぼないと思ってください。
教士・範士の称号はもともとは「大日本武徳会」という日本の武道の振興、教育、顕彰を目的として設立された財団法人が授与するものだったんですけど、太平洋戦争終結後GHQの命令によって解散させられました。それ以降は各流派や会派によって独自に授与するようになったのです。