空手の手刀とは|使い方は?

空手における手刀打ちについて解説しています。どんな技なのか、その方法や空手における具体的な使い方などなど、興味のある方は参考にして頂ければ幸いです。

 

手刀打ちってどんな技?

手刀打ちというのは手の小指側の側面で、相手を打つ技です。読んで字のごとく手を刀のような形にして相手の急所をピンポイントで攻撃します。空手といえば「瓦割り」が有名ですが、あの時に使われるのもこの手刀打ちのケースが多いです。

 

手刀の方法

手刀を繰り出す時の手の形は、手は開いていますが、指は密着させた状態です。指を密着させるのは自分の小指の爪で薬指を負傷するのを避けるためです。

 

またこの時親指は第一関節をしっかり曲げておくようにするのもポイントです。

 

空手における手刀打ちの使い方とは

手刀というとあらゆる武道で使われる打撃技の一種ですが、空手の場合は打撃というより受け技として使われることのほうが多いです。攻撃というより護身の技として扱われています。

 

各団体の例
  • 極真空手においては、カウンターで手刀を相手の鎖骨部に突出す「手刀の鎖骨打ち込み」という技がよく使われます。
  • 防具突き空手では体を回転させながら打つ手刀である「螺旋手刀打ち」が使われます。