空手に向いてる体型は?

世界各国で習い事として人気の高い空手。心身が鍛えられ、礼儀や護身術などが身につきます。ただそういったメリットがあるとわかっていても、中には自分の体型にコンプレックスがあり、「自分には向いていないのでは・・・」と後ろ向きになってしまう人も少なくありません。実際、空手に向いている体型というのはあるのでしょうか?

 

 

空手は技術と体力の組み合わせ

結論からいえば、空手に適した体型はありません。柔道など他の武術のように肩幅が広く筋肉質のいわゆるガタイのいい体型が好まれるとは限らないからです。実際にどのような体型の方であっても、技術でカバーし、組手で優勝したり型で活躍したりしています。

 

体型別の空手上達アドバイス

身長が低い場合

身長が相手よりも低く、さらに身長にともなって腕や足も短い場合には相手に技が届かないと悩む方も多いです。しかし、あえてさらに低く見せて相手が攻撃をしにくくしたり、相手のステップに対して避けたりすると相手もやりにくく感じます。身長が低いことは、必ずしもマイナスにはならないので自身を持ちましょう。

 

太っている場合

太っているだけだとあまり強みになりませんが、体重+筋力があると、よりパワーのある技を出せるようになります。ただ注意点は、関節への負担です。体重を支えるためには、正しい姿勢で余計な力を抜く必要があるので、日々の稽古では力の使い方を意識するようにしましょう。。

 

痩せている場合

痩せ型体型は、組手をする相手にとって嫌がられやすい体型といえます。なぜなら、攻撃をする的が太っている場合に比べて小さく、骨に当たると痛いからです。痩せ型体型に加えて、スピードや柔軟性があるとさらに技術が向上し、組手で有利になります。

 

まとめ

空手は、どのような体型であっても誰もができる武道です。技術や体力、柔軟性などを鍛えることでさらに技の完成度が高まります。どのような体型でも不利だとは思わず、「己」を鍛錬する空手に挑戦してみてくださいね!