空手で足払いは反則なの?

柔道にある足払いは、空手にもある技の1つです。しかしそれぞれルールが異なり、空手は技の完成度が勝敗を分けます。では空手の足払いとは何か、反則にならないかについて解説します。

 

空手の足払いとは

空手の足払いは、土踏まずで相手のくるぶしあたりを手前に向かって払う技です。柔道では相手を掴んで行いますが、空手では相手を掴みません。タイミングが合えば、強い力でなくとも相手の体制を崩せます。1回でも足払いで倒されると、ポイントを取られるだけでなく足払いを警戒しないといけないため、思い通りに動けなくなる人もいます。

 

空手で足払いは反則?

反則になる場合

空手の足払いは、転倒させる目的で用いる場合に反則となります。そのため足払いをしたつもりが、関節や足の甲へあたってはいけません。足の裏で払わない場合にも反則になります。空手の流派によってルールが異なり、下段への攻撃が禁止されている場合も。また小学生の部では足払いを禁止しています。

 

反則にならない場合

空手の流派によっては、足払いは有効技となります。
また足払い単体ではポイントとはなりにくいですが、足払いによって相手を崩してから突き技をきめると有効ポイントになります。
基本的に足払いは思い切り蹴るのではなく、出てきた足を斜めにすくうようなイメージで繰り出すとよいでしょう。

 

まとめの文

空手の足払いは、土踏まずで相手のくるぶしあたりを手前に向かって払う技です。
空手にはいくつもの流派が存在し、それぞれルールが大きく異なるため足払いを用いて組手をしたい方は、足払いが有効な流派を選んではいかがでしょうか。