空手の上段蹴りの意味やコツ

上段蹴りは空手の魅力的な蹴り技の1つです。しかし、上段蹴りがうまくできないと悩む人も多いのではないでしょうか。ここでは上段蹴りの意味やコツについてご紹介します。

 

上段蹴りの意味

上段蹴りは、上段回し蹴りという別名を持つ技です。上段とは顔面や頭部、頚部のことを指します。相手を一撃で倒せるほどの威力を持ち、フルコンタクトの空手では反則になる場合もあります。蹴り足を曲げながら腰の横まで上げ、そのまま相手の上段めがけて蹴り上げます。

 

上段蹴りのコツ

上段蹴りのコツは3つです。

 

関節可動域を広げる

上段蹴りは、単に足を高くあげる技ではありません。蹴る瞬間に上半身を傾け、パワーとスピードが乗るように回し蹴りを行います。そのためには関節の可動域を広げると、蹴りやすくなります。基礎練習に柔軟を取り入れましょう。

 

目標となる人を決める

身近に目標となる人がいると、難しい上段蹴りもイメージがつきやすくなります。はじめは、目標となる人の真似からはじめると取り掛かりやすいですよ。

 

対人練習を行う

イメージトレーニングができたら、対人練習に入りましょう。基礎練習を繰り返し行うことで、上段に回し蹴りをする動作を体に染み込ませられます。実際に組手の形式で練習するのも、相手に対してどのようなタイミングで上段蹴りを繰り出せたらいいのか、感覚がつかめるようになります。

 

まとめの文

上段蹴りは上段回し蹴りともいい、相手の上段めがけて蹴り技を決めます。

 

上段蹴りのコツは「関節可動域を広げる」「目標となる人を決める」「対人練習を行う」です。相手を想定して練習すると、イメージしやすく上達に繋がります。