空手の下段払いの意味やコツ

空手の下段払いは、低い姿勢と力強い一撃が特徴的な技術です。しかし、下段払いはうまくできないと反則に繋がってしまう場合もあります。ここでは空手の下段払いの意味やコツをご紹介します。

 

下段払いの意味

下段払いとは、自分に向かってくる腰から下の「下段」の攻撃を受け流す技で、主に前蹴りを流す技です。相手の攻撃の軌道をずらし、バランスを崩せる場合もあります。型の中にも出てくる基本的な技であり、基本スタンスにもありますよね。空手では攻撃を受け止めようとするのは反則になるため、あくまでも攻撃を払って避ける技として繰り出しましょう。

 

下段払いのコツ

下段払いのコツは2つあります。

 

上から下に強く落とすこと

下段払いは、左耳の後ろまで右手を上げて、振り下ろすように右側の自分の足の前まで出します。この時、上から下に強く落とすとスピードも乗り、相手の攻撃を払えます。

 

脇を開きすぎないこと

下段払いでは攻撃を受け流すのみに留めて、すぐに次の攻撃に備えておきましょう。そのためにも脇を開きすぎず最短距離で手を振り払うようにすると、技がスムーズに決まります。引き手をしっかり取り、肘を胴体にくっつけながら体の回転をかけると技を出しやすいですよ。

 

まとめ

空手の下段払いとは、相手からの下段の攻撃を受け流す技です。下段払いのコツは「上から下に強く落とすこと」と「脇を開きすぎないこと」です。

 

相手からの攻撃をイメージしながら、下段払いの稽古を積むことで上達が早くなります。