空手の手刀受けの意味やコツ

空手の「手刀受け」をご存知でしょうか?空手をはじめたばかりだととくに聞き馴染みのない人もいますよね。しかし手刀受けは、空手の「型」にも度々出てきます。ここでは空手の手刀受けの意味やコツをご紹介します。

 

手刀受けの意味

手刀受けとは、空手の受け技の1つです。手のひらを刀のように見立てて受けるために手刀受けという名前がついています。5本の指をくっつけて手を真っすぐ開き、小指の側面を相手に向ける構えです。この時、親指はしっかり人差し指の付け根につけ、小指は少し曲げるのがポイントになります。

 

手刀受けのコツ

腕を伸ばしすぎない

手刀受けは肘を伸ばさないように、常に曲げた状態で構えましょう。腕を完全に伸ばしてしまうと、相手からの攻撃を受けられません。また肘は胴体から離さないように注意しましょう。

 

反対の手は「添え手」

手刀受けをする際には、反対側の手は「添え手」をします。手刀受けにおける添え手とは、自分のみぞおちにくる攻撃に対して守る役割を果たすため、とても重要です。添え手ができるている構えは、バランスが取れて魅力的になります。

 

指の下の肉部分で受ける

手刀受けは、手先の側面で受けるのではなく指の下の肉を使うようなイメージで行いましょう。ダメージを受けにくく、相手からの攻撃を受け流せます。手刀の構えは常に側面を向いているのではなく、45度程度外側に回転をかけておき、相手の攻撃がどの角度からきても回転をかけて受け流せるよう備えましょう。

 

まとめ

手刀受けは空手の受け技の1つで、手のひらを刀のように見立てて相手の攻撃を受け流します。
手刀受けのコツは「腕を伸ばしすぎない」「添え手をとる」「指の下の肉部分で受ける」です。手刀受けができると、型がきれいに決まるようになりますよ。