空手の瓦割りの意味やコツ

空手は東京2020オリンピック競技にもなり「組手」や「型」の知名度が上がりつつありますが、瓦割りのイメージを持っている方も多いですよね。しかし空手では、なぜ瓦を割るのでしょうか。ここでは空手の瓦割りの意味やコツについて解説します。

 

瓦割りの意味

空手の瓦割りは、腕自慢としてのパフォーマンスや空手を知ってもらうための体験イベントとして用いられます。精神統一や強さの象徴でもありますが、すべての空手の流派が瓦割りをするわけではありません。

 

硬くて割れそうにないという印象のある瓦を使用することでインパクトがあり、積み上げる瓦の数が多いほど強さを魅せられます。瓦を割るには集中力と度胸が必要になるため、成功すると達成感を感じられます。

 

瓦割りのコツ

瓦割りのコツを2つご紹介します。

瓦の中心に集中する

瓦を割る際には、瓦の中心めがけて正拳や手刀などの技を出しましょう。瓦割り用の瓦は、2つに割れやすいように切り込みが入っているため中心が一番割りやすいといえます。空手をやったことのない人でも10枚割れた人もいます。

 

突き抜けるように割る

瓦の中心に焦点を当てたら、その部分に向かって真っすぐ下に体重をのせましょう。その際に、下の方の瓦を突き抜けるように割ると力強くきれいに割れますよ。

 

まとめ

空手の瓦割りはパフォーマンスに用いられる、強さや集中力を魅せられます。
瓦割りのコツは「瓦の中心に集中する」「突き抜けるように割る」の2つです。ケガに注意しながら、度胸試しにやっていてはいかがでしょうか。