空手とキックボクシングの違いとは?

空手とキックボクシングは、どちらも日本発祥の格闘技であり、パンチやキックを繰り出すため、似ている印象を受ける方もいますよね。しかしそれでもあくまで別競技。違いは色々あるんです!以下に違いをまとめましたので、参考にしてみてください。

 

 

起源の違い

空手は沖縄県発祥の武術で、全身を使って突きや受け、投げなどで攻撃相手から身を護ることを目的としたのが始まりです。

 

一方でキックボクシングは、タイ式ボクシングとムエタイを参考にし1966年に日本で誕生した競技です。

 

ルールの違い

空手は、流派が多くそれぞれのルールが異なります。組手と呼ばれる試合ではポイント制が一般的であり、攻撃の正確性や威力、防御や気迫が評価されます。

 

主審以外に、4人の副審による判定が基本です。相手を敬い、礼儀を重んじる独自のルールがあります。武道のため、空手着を着用し帯で段位や級位がわかるようになっています。

 

キックボクシングは、ルールが統一されており相手に打撃を与えることが目的です。ノックアウト制やポイント制を採用しています。試合では、上半身裸でムエタイトランクスまたはキックパンツを着用します。

 

戦い方の違い

空手では、突きや蹴りで試合を行います。顔面への突きは反則となる場合が多いですが、蹴りは可能でハイキックや回し蹴り、前蹴りなど多様な蹴りのバリエーションがあります。

 

キックボクシングでは、主にキックで戦います。肘打ちや膝蹴りも可能です。

 

防具の違い

空手の試合では通常、素手もしくは小さなグローブのみを使用します。頭部の防具を使用する場合もあります。

 

キックボクシングでは、グローブやヘッドギアを使用します。

 

空手とキックボクシングの違いまとめ

以上、空手とキックボクシングの違いについて、ざっとまとめさせていただきました!

 

空手とキックボクシングは手や足を使う格闘技で似ていますが、起源やルールが大きく異なります。どちらも魅力的であり、好みや目的に応じて選択してみてください!