空手ではどこの筋肉がつくの?

空手ではどこの筋肉がつくの?

空手ではどこの筋肉がつくの?

空手の稽古では基本となる技を繰り返すため、体のさまざまな筋肉が鍛えられます。今回はその中でも代表的なものをご紹介しますので、参考にしてみてください。

 

 

空手で鍛えられる上半身の筋肉はココ!

空手の基本である突き技や受け技では大きく上半身を動かすため、繰り返し稽古を積んでいるうちに以下の筋肉が鍛えられます。

 

上腕二頭筋

腕の前側にある筋肉で、通称「力こぶ」と呼ばれている部分です。

 

上腕三頭筋

腕の後ろ側にある筋肉です。鍛えることで突きの加速力を生みます。

 

広背筋

背中に広がる大きな筋肉で、突き技の速さと威力を高めます。

 

空手で鍛えられる下半身の筋肉はココ!

蹴り技や受け技の稽古では下半身の筋肉を大きく操作します。これにより鍛えられる筋肉には以下のようなものがあります。

 

大腿四頭筋

太ももの前面にあり、膝の曲げ伸ばしに大きくかかわる筋肉です。

 

大腿内転筋群

お尻の付け根から太ももの裏側へとつながる、いわゆるハムストリングと呼ばれる部位です。

 

大殿筋

いわゆるお尻の筋肉で、直立姿勢の保持や歩行に関係する部位です。

 

空手で鍛えられる体幹の筋肉はココ!

ここでは空手の稽古を積むことで鍛えられる体幹の筋肉について紹介していきます。体幹が鍛えられれば姿勢の安定にもつながることでしょう。

 

腹直筋

一般的に「腹筋」として認識されている筋肉で、いわゆるシックスパック状態になっている空手家も珍しくありません。

 

脊柱起立筋

背骨の両サイドについている筋肉で、体の姿勢を保つのに欠かせない部分です。

 

腹斜筋

いわゆる脇腹の筋肉です。上段回し蹴りを放つ際などに体を支える役割があります。

 

空手の稽古に励むと上半身に下半身、そして体幹の筋肉がバランスよく鍛えられます。年齢や性別に関係なく多くの人々に空手が愛されている理由がこの辺りにあるのかもしれませんね。