空手をはじめる理由は人それぞれ、護身のため、健康のため、特撮ヒーローにあこがれて、ただ強くなりたいからなどなど・・・ では、『空手の目的』や『空手道の精神』とはなんでしょう? 今回はそんなこと考えてい
空手の稽古では基本となる技を繰り返すため、体のさまざまな筋肉が鍛えられます。今回はその中でも代表的なものをご紹介しますので、参考にしてみてください。
空手の基本である突き技や受け技では大きく上半身を動かすため、繰り返し稽古を積んでいるうちに以下の筋肉が鍛えられます。
腕の前側にある筋肉で、通称「力こぶ」と呼ばれている部分です。
腕の後ろ側にある筋肉です。鍛えることで突きの加速力を生みます。
背中に広がる大きな筋肉で、突き技の速さと威力を高めます。
蹴り技や受け技の稽古では下半身の筋肉を大きく操作します。これにより鍛えられる筋肉には以下のようなものがあります。
太ももの前面にあり、膝の曲げ伸ばしに大きくかかわる筋肉です。
お尻の付け根から太ももの裏側へとつながる、いわゆるハムストリングと呼ばれる部位です。
いわゆるお尻の筋肉で、直立姿勢の保持や歩行に関係する部位です。
ここでは空手の稽古を積むことで鍛えられる体幹の筋肉について紹介していきます。体幹が鍛えられれば姿勢の安定にもつながることでしょう。
一般的に「腹筋」として認識されている筋肉で、いわゆるシックスパック状態になっている空手家も珍しくありません。
背骨の両サイドについている筋肉で、体の姿勢を保つのに欠かせない部分です。
いわゆる脇腹の筋肉です。上段回し蹴りを放つ際などに体を支える役割があります。
空手の稽古に励むと上半身に下半身、そして体幹の筋肉がバランスよく鍛えられます。年齢や性別に関係なく多くの人々に空手が愛されている理由がこの辺りにあるのかもしれませんね。