空手を習い事とすることの効果や月謝についてのお話をしています。子供の習い事として空手をさせることを検討している方は参考にしてください。
空手を習うとあまり怪我をしない理由
一般的に空手を習っている人は習っていない人に比べて怪我をしにくいといわれますが、その理由はどこにあるのでしょうか。今回は、その秘訣について心・技・体の3つの観点から考察していきたいと思います。
1.強靭で柔軟な体づくりができる
道場での稽古では、突き技や蹴り技の動作を繰り返し練習します。これらの動作は、本人の体幹や筋肉を鍛え、バランス感覚や柔軟性を向上させるのに効果的です。体幹や筋肉が鍛えられると、さまざまな動作をする際の負担が軽減され、怪我のリスクが低下します。
バランス感覚や柔軟性が養われると、転倒や衝突などの際に怪我を防ぐ効果が期待できます。
2.正しい技術を身につけられる
突きや蹴り、受けの正しい技術を身につけることで、怪我のリスクを減らす効果が期待できます。打撃の際に正しい姿勢を身につけることで、関節への負担を軽減することはもちろん、受けの際に正しいフォームを身につけることで、衝撃を分散させることができるでしょう。
投げ技に対する受け身の練習も怪我から私たちを守ってくれます。
3.冷静な判断を下せるようになる
空手の稽古を積むことにより、精神面でも大きく成長できる点も見逃せません。集中力や判断力が磨かれれば、もちろん怪我を未然に防ぐことも多くなります。例えば、組手を行う際に、集中力や判断力が高ければ、相手の攻撃を的確に防ぐことができることでしょう。
精神の安定を図ることで、怪我をする機会もぐんと減るはずです。
このように、私たちは空手の稽古を通じて強い体躯と正しい技術を手に入れ、精神面を鍛えることができます。そして、これら心・技・体の充実が、いざというときに私たちを怪我から守ってくれるというわけです。