空手の引き手の意味やコツ

空手の「引き手」をご存知でしょうか?初心者が稽古をはじめると、先生から引き手をしっかり意識するように指導を受けますよね。それほど基本的で重要な動作といえます。ここでは空手の引き手の意味やコツをご紹介します。

 

引き手の意味

空手の引き手とは、突き技を出す際の突く方と反対の手のことを指します。突きのキレやスピードを出すための重要な動作で、腰まで引かないと組手において有効なポイントが取れない場合もあります。引き手の意識ができた場合、見た目も美しくなり威力も上がりますよ。引き手のコツを解説します。

 

引き手のコツ

引き手のコツは、ズバリ「拳を自分の腰の位置まで引くこと」です。流派によっては胸の高さの場合もあります。

 

初心者のうちはとくに突く方の手に集中しがちですが、突き技を繰り出す際には引き手に意識を向けることが重要です。引き手をしっかり腰まで引くことで、腕の力だけでなく体全体を使って突き技を出せます。

 

とくに上半身を開くように引き手を引くと、体の回転もかかりパワーが増した突きになりますよ。その場で立ったまま突きの基礎練習をすると、基礎が体得しやすくなるのでおすすめです。

 

まとめ

空手の突き技を繰り出す際に、重要になる「引き手」は基礎でもあり、体得すると体の回転がかかりパワーのある突きが出せます。引き手のコツは「拳を自分の腰まで引くこと」です。上半身を開くようなイメージを持つと、引き手をしっかり取ることができますよ。